今年も東京都障害者ピアサポート研修が始まり、8月10日17日（木）武蔵野スイングホール スカイルームにて、基礎研修A日程が行われました。障害者ピアサポート研修とは、障害福祉サービス事業所などで働くまたは働く予定のピアサポーターが、同じ経験をしたピアとしての専門性を活かしながら、サービス利用者に対して就労や自立生活に向けての支援を提供し、健康で継続的に働き続けられるようにするためのもので、基礎研修・専門研修・フォローアップ研修があります。
今回も「ピアサポートの理解」のコマの講師とファシリテーターを担当させていただきました。ピアサポーターとして受講している方々の障害も、精神、肢体、難病、知的など多様でしたし、講師の障害も多様な方々が集まりました。また、この研修はピアサポーターと専門家・運営責任者が共に研修を受けるという特徴があります。様々な背景や立場の人がお互いを知り合うことのできる研修でもあります。
Ａ日程は一つの班に５～６名（プラスファシリテーター２名）で、全部で６グループが形成されました。グループワークでは各グループ活発に意見交換がされていました。
この研修は「ピアサポート体制加算・ピアサポート実施加算」の対象となる研修ですが、加算のためだけではなく、ピアサポーターとして活躍したいという思いを持っている方がたくさんいらっしゃいました。ピアサポートの可能性を再認識することができました。
（記：秋山）
