12月3日から9日まで障害者週間です。その一環として12月3日（日）にイオンホールで「いっしょに～知る・理解を深める～」障害者週間イベントが開催されました。多くの来場者の皆さんと障害について考え、共に学び合う貴重な機会となりました。
午前中は福祉教育ハートフルプロジェクトのデモ授業が行われ、障害当事者の福永さんと中野さんが登壇し貴重なお話しを共有しました。さらに、日野第７小学校の4年生3人の児童からの感想メッセージもあり、多くの参加者が新たな気づきを得ることができました。
その後、私、藤田がまとめを行い、障害の有無に関わらず、個々の違いを認め合い、共に生きる大切さを皆さんにお伝えしました。
午後には様々な体験イベントが行われ、多くの来場者の皆さんは点字や手話、紙すき、ワークリーンづくり、リングメモづくり、マッサージ、ボッチャ、ブラインドサッカー、車いすなど、障害者の日常を体験する機会を持っていただきました。これらを通して、普段なかなか知り得ないリアルな感覚や困難を理解することができたと思います。
今回のイベントを通して、障害者の日常や彼らの価値観に触れることにより、多様性を受け入れることの大切さが共有できたと思います。
また、障害者の個々の想いや希望を知ることの重要性に気付き、将来、差別のない社会を築くために今から行動することが大事だということも感じていただけたのではないでしょうか。
今後、日野市が目指す障害者差別のない「ともに生きるまち日野」を実現するために、参加者それぞれがどのように取り組んでいくのかを考える有意義な機会となりました。
